首の痛み
日常の中で「頑固な肩こり」「首の痛さ」「手や腕のしびれ」を感じたとき、多くの方は「ただの疲れかな」と思いがちです。
しかし、これらの症状の陰には整形外科やリハビリでの適切な対応が必要な疾患が隠れているケースが少なくありません。
代表的な原因として、以下の4つが挙げられます。
- 【スマホ首(頸椎症)】
長時間のスマホ・PC操作で首のカーブが失われ(ストレートネック)、骨の変形や首痛・頭痛を引き起こす。
- 【頸椎椎間板ヘルニア】
首のクッション(椎間板)が飛び出し、神経を直接圧迫して強い痛みやしびれを出す。 - 【頸椎症性神経根症】
骨の変形などで神経の根元が押し潰され、片側の首から腕・手先へ激しい電気のような痛みが走る。 - 【胸郭出口症候群】
首から腕へ繋がる神経や血管が鎖骨周辺で圧迫・牽引され、つり革を掴む動作等で手にしびれや冷えが出る(なで肩の女性にも多い)。
「いつもの肩こりだから」と自己判断せず、痛みの本当の原因を突き止めることが根本改善への第一歩です。
治療法
当院では、湿布やその場しのぎのマッサージではなく、身体の根本改善を目指す「専門リハビリテーション」の治療を行います。
1. 痛みを速やかに抑える治療(保存療法・消炎鎮痛)
強い痛みや炎症がある時期には、消炎鎮痛剤などの薬物療法や、物理療法(電気治療・首の牽引・温熱など)を併用し、まずは痛みを和らげます。
2. 根本改善と再発を防ぐ専門リハビリテーション
痛みが落ち着いた後は、理学療法士・柔道整復師がマンツーマンで指導します。
- 【姿勢指導・手技療法】
首の深い筋肉(深層頸屈筋)や肩甲骨周りのバランスを整え、首への負担を減らす正しい姿勢を作ります。 - 【可動域訓練・ストレッチ】
硬くなった首・肩・胸の筋肉をほぐし、胸郭を広げてスムーズな動きを取り戻します。 - 【動作・生活指導】
デスクワーク時の姿勢、スマホの持ち方、高すぎる枕の見直しなど、日常での負担を最小限に抑える方法をお伝えします。
日常生活で起こる予後
「もう少し様子を見よう」と痛みを我慢したり、症状を放置したまま生活を続けたりすると、重症化して日常生活に大きな不利益が生じる恐れがあります。
手先の麻痺が定着し、細かい作業ができなくなる
神経の圧迫やダメージを放置すると、次第に手の感覚が鈍くなり、「服のボタンが留められない」「箸がうまく使えない」「物を頻繁に落とす」といった運動障害・麻痺が残ってしまうことがあります。
肩や首が固まり、日常の基本動作で激痛が走る
「痛いから」と動かさずにいると、関節や周りの筋肉がカチカチに固まります。服の脱ぎ着、洗髪、うがい、背中を拭くといった何気ない動作すら激痛で困難になり、改善までに1年以上かかるケースも少なくありません。
「ずっと首が痛い」
「手が痺れてきた気がする」
「ひどい肩こりがずっと続いてる」
そんな時は「ただの疲れ」と思わずに、我慢せず当院にご相談ください。
少しでも楽に生活できるようにサポートさせていただきます。

